暗闇の中で飛んできた。圧倒的ファイナル感。5.27福山雅治、東京ドーム。
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終演から1時間ほど。
ご飯を食べて、興奮冷めやらぬ中の電車内。
行ってきました!
『福山雅治 DOME LIVE2018 暗闇の中で飛べ』
最終日の東京ドーム。
昨年末の冬の大感謝祭から始まり、年明け早々の全国アリーナツアー。
そして締めくくりは東京・大阪でのドームライブ。
福山さんのキャリアの中でも珍しいライブ三昧だったここ半年。
その締めくくりとなったのが、今日の東京ドームでした。
開演時間17時を2,3分過ぎたところブザーが鳴り起立。
ドームの構造上、完全に暗転にならず、気づいたら福山さんがステージ上にいる!という感じにぬるっと始まったなという印象でした。
意外にも『幸福論』からスタート。
広い上に、天井から日光が漏れる東京ドーム。始まった感が得られないのって自分だけでしたでしょうか?笑
そして久しぶりの『vs.~知覚と快楽の螺旋~』
いきなりのダイナミックな照明演出にわーーとなっておりました。
『それがすべてさ』は2つ前の感謝祭で披露されていたりするのですが、やっぱり好きだなと。
それにしても、このライブ、初っ端から音の重厚感がすごくあるなと感じました。
それもそのはず、ステージに目を向けると近年のライブでは群を抜く多くのバンドメンバー。カルテットにホーンセクションととにかく豪華。
個人的には、今月初めに行ったオザケンさんのライブでもいらっしゃったトランペッターのルイス・バジェさんがこのライブでも演奏に加わるのが嬉しいかったです。
センターステージでのオープニングを終え、福山さんはメインステージに移動。
『IT' S ONLY LOVE』、『jazz とHepburnと君と』に続いて未発表の新曲『漂流せよ』。
ここでステージ横のモニターでタイトルをみて思いました。
「サブタイトルがなくなってる!」と。
昨年の感謝祭から披露され始め、アリーナツアーを経て、曲のタイトルが『漂流せよ』に。シンプルになりましたね。
続いては夏歌特集。
コーナー最初に披露された『虹』
アリーナツアーでも披露されていましたが、今回は冒頭ストリングスver.。
新鮮かつ優雅で、すごく好きなアレンジでした。
そして『蜜柑色の夏休み』、『あの夏も海も空も』。ライブでも定番なナンバーが続きます。
ここから福山さんのライブでは定番となった曲をモチーフにした映像。
当たり前なことは本当は当たり前ではない。平和ではない夏もあったと。
平成最後の夏を迎える今年。
そんな意味もあるような映像でした。
そして『クスノキ』です。
会場が静けさに包まれると『トモエ学園』。
てっきり本編最後に披露されるものだと思っていたので、ここで来たか!と。
このコーナー、最後は『道標』。
前回の東京ドームでのライブ(BROS.大祭)などダブルアンコールでは事あるごとに披露されるこの曲。
思い返すと、この曲をバンドでやるのはかなり久々だなと思いました。
記憶が正しければ、2010年の感謝祭以来でしょうか。
ここからは後半戦。
意外にも『友よ』からスタートです。
そしてメインステージにもどり、大定番の『HELLO』。
それが終わると、今回のライブの表題曲『暗闇の中で飛べ』が披露。
自分が前回聴いたときから大幅に歌詞が変わってましたね。アレンジも少し変わってて、音源化が楽しみな一曲となりました。
そして現在大ヒット公開中の劇場版名探偵コナンの主題歌『零-zero-』
続いてはお待ちかねだった『Pop star』
イントロのホーンアレンジがとてつもなく格好よくて、ライブ音源をCD化してくれないかなと。まだオリジナル発売がされてませんが笑。
そしてMC。
からの新曲中の新曲『失敗学』宇宙初生フルぶっかけ。
なんて前向きで背中を押してくれる歌詞なのでしょう。思わず歌詞を追いながら自分の今を重ねながら泣いてしまいました。
『聖域』、『明日の☆SHOW』をセンターステージで披露して本編終了と思いきや、メインステージに戻り、バイオリンソロ。
2011年の感謝祭『無流行歌祭』を彷彿とさせます。
くるくる!と思っていると、やはりあの名曲。
『Dear』です。
なんであのイントロを聴くだけであんなにも泣けてくるのでしょう。
胸いっぱいで本編終了。
そしてアンコール。
黒のドームライブTシャツを着た福山さんが再登場。
ガットギターで『その笑顔をみたい』。
そしてそして、何年か前までライブで恒例のナンバーでしたが、久々の『Peach!!』。
久々すぎて、曲の間の振る舞いを忘れていたところもありました。
『Peach!!』といえば気になるのが、尻ヅラですよね。
久々だし何が書いてあるのだろうなんて思っていると、曲中、「みんな絶対笑顔になります!」と福山さんが言い、何事だろうと思っていると...。
書いていたのは「今年も冬の大感謝祭 開催決定」の文字が!
今までにない斬新かついきなりな発表で、福山さんが言ってた通り笑いと喜びとが溢れました。
アウトロには、このライブ1曲目に演奏された『幸福論』がアレンジで入ってました。
ここでアンコール終了。
恒例の最強のメンバー紹介と万歳三唱。
さすが大編成。バンドメンバーの数が多い事。
バンドメンバーが退散されると、ステージには福山さん一人。
そしてダブルアンコール。
珍しく、センターステージでの演奏でした。
曲は『少年』。
曲終盤で、会場が明転するのは3月に開催された日本武道館でのライブを彷彿とさせました。オーディエンスとの大合唱。
曲が終わると、昨年末から始まった恒例のステージ上での自撮り。
広い東京ドーム。4方向で撮影して、終了。
一連の挨拶を終え、ライブは終了しました。
感想
感謝祭ともアリーナツアーとも違うドームらしい壮大なライブでした。
個人的には、今月鑑賞したもう1つの大きなライブ、小沢健二さんの武道館公演とどこかリンクする感じが有りました。
トランペッターが同じルイス・バジェさんであったこと、大編成バンドであることを前面に出したライブであること、1曲目の楽曲をライブ最後にリピートしたことなど。
福山さんとオザケンさん、お二方の活動やライブについて取り上げた記事を現在作成しています。
まあそれはさておき、今日で一連のライブ三昧は終了。
しかし、次なるライブも発表され、新曲はどのような形でリリースされるのかなど、今後の活動がどうなるのか期待も膨らむライブとなりました。
余談ですが、福山さんがメインのガットギターとして使っていたのは、自分も愛用しているMartin OOOC-Nylon。
ここまで使用されると思っておらず、福山さんが持つたびに興奮しておりました。
brosnjpwfulbloom.hatenablog.jp