【全曲感想】藤原さくらEP『green』発売。これぞ藤原さくらの新境地!!
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藤原さくら EP『green』
藤原さくらさんの新EP『green』
CDリリースは昨年5月にリリースしたアルバム『PLAY』以来1年以上ぶり!
藤原さくら第2章と銘打たれた本作。早速 、全曲聴いて感想をまとめてみました。
Dance
タイトルの通り、踊りだしたくなるような軽快なナンバー。
全編英詞。ここまで明るく、横ノリできるような曲は、これまでなかったですね。
ライブでも盛り上がること間違いなしです!!
Time Flies
こちらもDanceに続き全編英詞。
フラメンコのようなギターフレーズに藤原さくら本人も苦戦したと言っていましたが、それが非常にいいアクセントになっています。
全編通して使われているピアノの音がリズムを刻む役割も果たしていて、耳が楽しいです。
サビで少し入る人らしき小さな声が気になります。
Sunny Day
こちらは、事前にYouTubeでMVが解禁されていた本作の中でも顔となるようなナンバーです。
藤原さくら 「Sunny Day」 (short ver.)
力強いドラムの音から始まるイントロ。3曲目にして初めての日本語での歌詞です。
好きな人なのか、ずっと見守ってくれる親のような存在なのか、太陽のことなのか、歌詞に登場する"きみ"が何者なのかを考えながら聴きたい一曲です。
グルグル
こちらも日本語詞。
タイトルは"???"という感じですが、今回全曲のプロデュースを務めたmabanua(Oval)のエッセンスが存分に詰め込まれたアレンジです。
アルバム『good morning』に収録されていた『I wanna go out』を連想させるようなベースライン。
そこにのる藤原さくらさんの歌声は、いつにも増して素敵。
このEPの中で特に好きな一曲です。
bye bye
全編英詞。
曲を再生してみてビックリ。
イントロが始まるかと思いきや、藤原さくらさんがギターをセッティングしているのか、今からライブが始まるかのような音が流れます。
曲の冒頭は、その雰囲気を生かした弾き語り。
曲が進むとともに、ヴィブラフォンらしき音、そして軽やかなドラムの音が加わり、徐々に伴奏が賑やかになっていきます。
オーソドックスなカントリー調。
本作に収録されている曲の中では最もシンプルな曲です。
The Moon
こちらは既にデジタルリリースもされている曲。
劇場版コードギアスの主題歌です。これまでにない壮大な曲調と伸びやかな歌声が、このEPを締めくくります。藤原さくらの曲としては、珍しくギターのサウンドが一切入っていません。
もう聴き慣れた曲ではありますが、聴くたびに歌詞や曲がもつパワーを咀嚼しているような気がします。
EP『green』にみる藤原さくら第2章
本作を一通り聴いてみて、歴代の曲とは一味もふた味も違う藤原さくらが感じられました。それは、本作の宣伝時も何度か目にした言葉ではありますが、『藤原さくら第2章』の始まりを感じさせるものです。
そして、一つのアルバムを一人のプロデューサが担当しているのは藤原さくら史上初。
担当したmabanua(Oval)はデビュー間もない段階から藤原さくらの楽曲プロデュースやサポートメンバーとしてライブに帯同するなど、藤原さくらを間近で見てきたからこそ今回のアルバムを生み出せたのでしょう。ブックレットのクレジットを見ると、ほぼ全曲の伴奏をmabanuaが一人で担当しています。そのためか、今作は全曲に統一感が感じられます。
藤原さくら - EP「green」 【ダイジェストムービー】
7月15日に開催される自身初となる日比谷野外音楽堂でのワンマンライブ
そして9月からおよそ1年ぶりとなる全国ツアーも発表されました!
これからも藤原さくらから目が離せません!!
アレ?『Just the way we are』が入ってない!
NHKで放送されていたパラリンピックを舞台にしたアニメのテーマソングでもある、『Just the way we are』
昨年末から楽曲はラジオ等でも解禁されていたのですが、なぜかいまだにリリースされてないんですね。
一方、『The Moon』はデジタルリリースも行われた上で今回のEPにも収録。
なんでだろうと謎は深まるばかりなのですが、いずれリリースがあると思って気長に待ちましょう。