忘れられない武道館。春の空気に虹をかけ(雑記・レポート)
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この記事は随時、追記していきます。
5/2・3の小沢健二『春の空気に虹をかけ』武道館。
日常に帰って来ました。
思いが溢れて、日常モードにはなりきれない。終演3時間後の電車内です。
こんなに良いライブって21年生きてて初めてですよ。
なんとも言えない多幸感。
今回のライブ、なんといっても満島ひかりさんの存在なしには語れないですよね。
全4公演、最初から最後まで歌・パーカッション・ギターなどで参加した満島さん。華。
オザケン×ひかり、感性×感性といったことろでしょうか。
ほんとに夢の共演です。
そして、36人からなる大編成。
豊かで迫力もあるサウンドに魅了されました。
ライブ後半のメドレーが圧巻。
そして何よりオーディエンスを沸かせたのは、『ある光』からの『流動体について』ですね。『ある光』をライブで聴けたことで既に爆上がり。そこに繋がる『流動体について』はもう言葉で表しきれない興奮。
~夢から3日後から書き始めるレポート~
『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』から幕をあけ、7色の魔法的電子回路の光が武道館を包む。
イントロ、シンセの1音を聴いた途端に涙がダムでございました。
『シナモン(都市と家庭)』もファンクアレンジでとにかくイケてる。
「変身する」のふりにどハマりしてしまいました。
息つく間もなく『ラブリー』,『僕らが旅に出る理由』と名曲が続き、テンションMAX!
今は亡き日本武道館、その跡地に雨が降る。
満島さんの傘を使った演出とともに『イチョウ並木のセレナーデ』
曲前のハープの音色が素敵でした。
それから『神秘的』へと繋がり。
『いちごが染まる』では、オザケンさんの周囲4方に満島さんがポールを立て、赤や緑の蛍光色の糸を張り巡らせるという演出。
一気に会場が幻想的かつ異様な雰囲気に包まれます。
続く『あらし』。
恥ずかしながらこの曲は、今回のライブで聴くまでチェックしておらずだったのですが、『あらし』という曲名さながら、これまでとは異なる重厚感のあるサウンド。
そして『フクロウの声が聞こえる』。
満島さんがスティックでコントロールする激しい照明演出。
そして会場のボルテージも急上昇します。
ここからは後半戦といったところでしょうか。
『戦場のボーイズ・ライフ』・『愛し愛されて生きるのさ』とアップテンポな曲のオンパレードです。
そっからは休むことなく怒涛のメドレー。
『東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー』は、イントロから会場中が踊り出します。「雨・雨・アレ・傘・目目耳耳鼻鼻口口・キラキラ・青空〜♪」は今でも頭から離れません(笑)。
そして『強い気持ち・強い愛』。
会場中のオーディエンスが大合唱です。
ボルテージも最高潮に達したと思ったその時。
満島さんがエレキギターを手にしています!
一瞬の暗転から復帰すると、満島さんがギターを搔き鳴らす。
決して上手とは言い切れないものの、満島さんの大ファンであるぼくからすると大興奮なわけですね。
そう思っているうちに聴き覚えのあるコーラスが。
しばらく続くとオザケンさんがあの一節を。
「Let's get on board!!」
もう理性崩壊ですよ。
今、思い出してレポートしているだけでも泣けて来ます。
『ある光』です!
オザケンさんの呼びかけとともにオーディエンスも大合唱。
本当に聴けてよかった。
曲が終わりオザケンさんが「次の曲も歌って欲しいんです。すげー難しいんですけど」と。
バンドメンバーやステージ上の照明に誘導されるように手拍子が始まります。
『流動体について』です。
『ある光』と『流動体について』この2曲が繋がったライブの中でももっとも印象的なシーンでした。
『流動体について』が終わり暗転になると、オザケンさんが「ありがとうございました。アンコール呼んでください。」と。
こんな謙虚なアンコール要請、今まで聞いたことがありません。(笑)
オザケンさんのその一言から、会場は早くもアンコールを求める手拍子に包まれます。
しばらくすると、メンバーの皆さんが再登場。
オザケンさんにスポットライトがあたり、『流れ星ビバップ』の一節。
「春空、春空、春空虹、春...」のカウントとともに、ステージは明点。
今ツアーのグッズである、ジャケットを纏った満島さんも隣でゆらゆら。
「Hey hey hey...」は流石の大合唱でしたね。
続いて、『ドアをノックするのは誰だ?』
もうサビでは手拍子に踊りにノリノリです。
会場のボルテージもピークに達しました。
そして暗転とともに、シンセの音が。
ライブの一曲目に披露された 『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』です。
これまでの盛り上がりの余韻もありながら、もう終わってしまうのかという寂しさもあり。
曲の中盤では、武道館特有の天井近くの照明が点灯し、客席も明かりに包まれます。
現実に戻って来てしまったような感覚でした。
ステージからは、シャボン玉も放出されています。
曲が終わると、オザケンさんのMC(一言一句覚えてないので、大体で。)
「今日、初めて僕のライブに来たという方はどれくらいいらっしゃるんですか?」
オーディエンスが挙手(ぼくも。)
「ありがたいですね。前回のツアーは小さいところでやったんですけど、まるでユートピアのようで。今回はもっと大きいところで大々的にやりたかったんですよね。とは言ってもユートピアですけど。」
「じゃあ始まりと同じように、カウントダウンで日常に帰りましょう。」
「5.4.3.2.1 日常に帰ろう。」
ありがとう。また、いつか。(『ひふみよ』より)