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【書評・読書記録】カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」(棚橋弘至)

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棚橋弘至『カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」』

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概要

新日本プロレス棚橋弘至選手の著書。

憧れていた新日本プロレスの入門テストに2回の不合格をもらい、3度目の受験でようやく合格。厳しい練習にも耐えてデビューすると、トップ選手の離脱や総合格闘技のブーム到来などで、新日本プロレスどん底の状態。

そんな中、チャンピオンとして新日本プロレスのみならず、プロレス人気の再興に尽力した棚橋選手の、生き方の秘訣や考えがまとめられた著書。

 

感想など

身近に尊敬できる大人の男性がいなかった私にとって、絶え間ない努力と挑戦を続ける棚橋選手は最も尊敬する人の一人。

 

プロレス人気復活の裏には、棚橋さんの圧倒的な努力がありました。世間一般のプロレスに対する「野蛮」「出血」などのイメージを変えたり、既存のファンに対しては勝利した試合後どんなにダメージが酷くても会場を一周し丁寧に熱心に対応するなど、人生をかけてプロレス界を牽引しています。

 

・「環境」を言い訳にしない

・「どう見られているか?」を常に考える

・「結果」を出すためには”人3倍”努力する

など、書かれているトピックスは当たり前のことながらこれらを100%実行することは非常に難しいことだと思います。しかし、棚橋さんは本当に純粋にやりきってきたんです。

 

そしてどんな時も、「疲れてない、疲れたことがない」と言い張る棚橋さん。その姿に、何度も鼓舞されて元気をいただいてきました。

 

棚橋選手を知っている知らない、プロレスに興味があるなしに関わらず、この本は全力で生きたいという人のバイブルになること間違いなしです。